FinePix Z800EXRのタッチ操作

はじめに

私が愛用しているFinePix Z800EXRについて、その特徴を下の4つにわけて考察してみることにしました。

FinePix Z800EXRを無駄に纏めてみた。 - トップページ

今回は、その中でタッチ操作について詳しくお話ししてみたいと思います。

FinePix Z800EXRのタッチパネル

FinePix Zシリーズは早くからタッチパネルを採用していました。発表当初はなんて無駄な機能かと思いましたが、今やタッチパネルは当たり前になりつつあり、その先見性には脱帽です。

基本的な操作はほとんどタッチパネルを使って行うので、物理的なボタン類はほとんどシャッターとズーム及び再生ボタンの3つだけ(あと電源スイッチ代わりのカバー)と至ってシンプルです。

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(左)背面はタッチパネルのみ、(右)メニューの多くはタッチ操作

タッチパネル自体は感圧式なので、スマホなどでお馴染みの静電容量式と違って、ややしっかりタッチする必要がありますが、手のコンディションによらず強めにタッチすれば必ず動くというのは扱い易いです。手袋をしていても動作するので冬の旅行でも安心です。

ただ、せっかくタッチパネルですがボタンで操作していた時代のメニュー構造の箇所が多く見受けられます。最近ではスマホなどで洗練されたタッチ操作になれている人も少なくないので、せめて露出やズームなどスライダーで操作できるようになっているといいですね(最新機種ではズームなどは改善した模様)。

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せっかくタッチパネルなのにカーソルや虫眼鏡のボタンをタッチしなければならない

縦にピンチアウトすると画像サイズが縦長の4:3に、横にピンチアウトすると横長の16:9になるなどタッチ操作を活用した操作方法も取り入れられると差別化のポイントになるのではないかなぁと思います。

個人的には、撮影時に顔認識の登録ボタンによく指が当たって意図しない作動をしてしまいます。顔認識は使っていないのでOFFにしているのにも関わらず動作するので、できればOFFのときくらいは無効にしてほしいところです。

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右上の顔登録ボタンがジャマだと思う