VAIO SRX

はじめに

私が愛用しているSONYのモバイルパソコン VAIO SRX3E について纏めてみました。SRX3Eはモバイルパソコンですが、比較的汎用性が高く使い方次第ではメーカーの意図しないことが可能だったりするようです。このページではそんなSRX3Eを分解したりOSを入れ替えたりといろいろイジクってみようと思います。

SRXシリーズは、普及帯用のSRX3シリーズとハイエンドのSRX7シリーズがあり、それぞれ複数のモデルが登場していますが基本はほとんど変わりありません。このページでは私の持っているSRX3Eを中心に書きますが、おそらく他のモデルでもほとんど同じようにできると思われます。

当サイトはこれらの改造やインストールを推奨しているワケではありません。また、このページに書かれたことを参考にして改造やインストールを行う場合は自己責任で行ってください。もしこのサイトに書かれたことを実践して何かトラブルが発生した場合でも当サイトは一切責任はもちません。

OSのインストール

VAIOのSRXシリーズではIEEEに接続された純正CD-ROMドライブからリカバリするようになっていますが、純正のFDからはブートアップが可能な仕様になっています。それどころか、私が試した限り非純正のHITACHI製のUSBフロッピー(TEAC製のドライブ)でも正しく認識されてブートできました。

DOSが起動できればPCカード経由でCD-ROMドライブが接続可能で、つまり普通のデスクトップパソコンと同じように自由にOSをインストールすることができるのです。そこで、ここではSRXにいろいろなOS(Windows)を入れてみました。ここでは、Windowsのみを扱っていますが、FreeBSDやLinuxでのインストールでも参考になるかと思います。

なお、インストールする前に事前にDOSの起動ディスクの作成と、各種ユーティリティやドライバを稼動中にバックアップとっておく必要があります。
『DOS DISK作成』 『アプリケーションディスク』 『OS内にあるファイル』(事前に入手)
『システムリカバリディスク』 『Web入手可能なドライバ』(インストール後でも可)

ちなみに、付属のドライバとユーティリティはほぼWindows 2000/XPのみ対応です。つまり、それ以外のOSでは、それらの機能は利用できないということに。。。