OSの詳細

OSの役割

パソコンでは、マシン語が使われています。これは人間には意味がわからないので人間に分かりやすいインターフェースを提供するプログラムをOS=Operating Systemと呼びます。OSには大きく分けて三つの役割がります。

もっとも主な役割はインターフェースです。このプログラム上でアプリケーションプログラムが実行され、たとえば現在のOSならばビジュアルで直感的な結果が表示されるのです。

もう一点は、アプリケーションに実行可能な環境の提供です。そのためアプリケーションは環境を提供するOSに合わせて作る必要があり、アプリケーションの実行環境にOSの指定をする必要がでてくるのです。

そして最後に機器のコントロールです。パソコンとその拡張機器は電源投入後BIOSがコントロールした後、OSが起動した後は周辺機器を含むパソコンの機器をコントロールはOSが行います。以前はアプリケーション等が直接周辺機器を操作したりすることもあったのですが、今はほぼOSを通してコントロールは行われます。

よってパソコン自体(マザーボードとチップセットが)対応してもOSが対応していない機器を使うことは基本的にできません。OSにその機器のコントロール方法を指示する言わば取扱説明書がドライバーです。

OSの仕組み

人間が行ったキー入力やマウス操作などは、チップセットを通してCPUに送られOSというプログラムにその情報が伝えられます。この情報を元にOSはマシン語に情報を変換してCPUにディスプレイに表示するべき情報の演算を指示して演算させその結果をグラフィックカード経由でディスプレイに表示するのです。

逆にアプリケーションが求めた演算はOSを介してCPUに演算され、結果をOSは人間にわかるように変換してインターフェースに表示させます。