MT-PRO1100改造計画

はじめに

私はメインマシンのに星野金属製(Windy)のアルミケースMT-PRO1100を愛用しています。ところが、最近メインマシンを更新するにあたって電源を交換することになってビックリ!電源部分が逆さまに設計されているではありませんか!ということで、MT-PRO1100大改造計画を発動しました。

このケース、それなりに売れていたハズなので持っている方も少なくないと思います。同じ問題でお悩みの方がいらっしゃれば参考にしていただければと纏めてみました。といっても、切って削って穴あけるだけですけど。。。

MT-PRO1100

MT-PRO1100は星野金属(現在は潰れてしまいました)製の高級アルミケースです。ビンボーな私にとっては超が付くほど高級なケースでしたが、ケースは他のパーツと違って長く使えるからと思い購入しました。高いだけあって作りは大変しっかりしており、メンテナンス性も悪くないので気に入っていました。

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で、電源が。。。

MT-PRO1100には『Varius 335』というミネベア製300W電源が搭載されていました。この電源も優秀で、音も静かな上に長持ちで安定した電力を供給してくれていました。ただ、さすがに6年も経つとケースはどもかく電源は時代の流れについて行けなくなってきます。

問題点

まぁ動かないことはないですが、使用される電源ライン(3.3V、5V、12V)の比率も変わってきていることですし、電源は消耗するのでずっとこの電源のままというワケにもいかないかもしれません。ということで、交換することになったのですが。。。

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左がVarius 335電源を搭載した状態。右が電源を交換した状態。電源は規格があるので、通常は規格にあった電源をかってくれば簡単に交換することができます。

でも右の写真、よ~く見てください。これ、実は重大な問題があるのです。そう、蓋を閉めると廃熱ができなくなって大変なことになるのです。実は、これMT-PRO1100の電源のねじ穴(正確には背面の穴全体も含めて)が、通常のケースと上下逆さまになっているのです。

写真 (蓋がしまると、ファンが排気できなくなる!)

これ、結構有名な話らしくてお店の店員さんも知っていました。

「あ~、星野のケースですね。そりゃケース買い換えるか、ネジ止めしないか、ケースを削るしかないですね♪」。

高かったのに。。。ずっと使えると思っていたのに。。。orz

これにより、最近流行の底辺にファンがあるタイプの電源は全滅。背面にファンがあるタイプも、ファンこそないですが底辺に吸気口または排気口の穴があるのでこれも絶望的。要するに、電源を交換するにはケースを改造するしかないというわけです。

というワケでMT-PRO1100改造計画の発動です。以前、ATケースを金属ノコギリでガリガリやってATXケースに改造したことがあるのですが、それに比べればマシでしょう。

不便なところ

電源部分を改造するにあたり搭載していたパーツを全部外さなければならないので、ついでに不便な点を解消しようといくつか改造することにしました。MT-PRO1100の正面は、写真のように電源ボタンと5つのLED(1つが電源用、4つがHDD用)、そして下側には前面USBコネクタとリセットスイッチがあります。

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ところが、このボタンやLEDが正面パネルに直接くっついているので、パネルを外すと下写真のような状況に。全部外すのはあまりにも面倒なので付けたままドライブの載せ替え作業をしていて、LEDやスイッチのケーブルが切れてしまったことも(そうなると半田片手の修理が待ってますw)。

また、せっかくある前面USBコネクタですが、現在ケースを床に置いているので下側にあるUSBコネクタは不便なので使わず、背面から延長ケーブルで引っ張り出してきたUSBポートを使っていました。

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そこで、5インチベイにスイッチとLEDやUSBコネクタを持つパネルを設置することにしました。5インチベイに設置していれば前面パネルを外しても影響を受けませんし、USBコネクタもこの位置だったら使うことが出来ます。

改造!

ということで、金属ノコギリとドリルを使った改造を決行。普段使わない筋肉を使ったので翌日から、腕が足が腰がアテテテ。

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左がビフォア、右がアフター。今回は丁寧にやったので比較的綺麗に仕上がりました。穴あけなどの作業時間は1時間程度でしょうか。アルミケースはスチールに比べて脆いという欠点があるのですが、それは加工がしやすいという利点でもあったんだと思いました。昔スチールのATケースをATXに改造したときはこんなものでは済みませんでした、ええ思い出したくもありませんw

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左がビフォア、右がアフター。前面パネルに関しては主にメンテナンスなどの際に威力を発揮するので今のところ効果のほどは分かっていませんが、スイッチやUSBポートが上の方に移ったので操作が格段にしやすくなりました。今まで延長ケーブルで背面から引き出していたUSBポートも前面ポートが使えるようになったので無事に解消しました。

スイッチやUSBポートには力が加わるので、プラスチックでは耐久性に問題がないか心配だったのですが、作ってみると案外丈夫そうで大丈夫そうです。

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ちなみにLEDは少々趣向を凝らし、左空きスペースの表面プラスチックの後ろ側にLEDを設置してMULTIという文字が浮かび上がるギミックに。電源が入ると白くひかり、HDDにアクセスすると青っぽくなります。(MULTIはマシンの名前)

完成

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その後

改造後は使い勝手が大幅に改善して順調につかっていましたが、あるとき5インチベイを3つも使うフィギュアケースに目が釘付けに。中に飾るものにアテがあるわけではないですが、ヒサビサに面白そうなパーツです。

しかし、BDドライブとスイッチパネルを付けると残り2段。BDドライブをUSB接続のものに交換するのも考えましたが、せっかくなのでスイッチパネルを3.5インチタイプに作り直すことにしました。

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前回懸案事項だったスイッチ受けの剛性も金属パネルを使うことで解決しました。PCパーツ全体が省エネ化したので、エアフローを優先した前回の構成よりも時代に合うオシャレな感じになったと思います。さぁ~て、何を飾ろうかな(笑)。